今回のコンサートツアーで改めて思った事。


ボーカリスト梨沙子さん。


その力強い歌声もそうですけど、何より表現者としての瞬発力がハンパなかったです。

℃コン参加歴の方が圧倒的に多い筆者が一瞬で持って行かれたのが、昨年の『ベリ高フェス!』。

曲によって大人になったり子供になったり。

または男の子やイブ様みたいなキャラにも。

いったいどこにスイッチがあるの?っていう位に切り替わって。


Bye Bye Bye!』サビの高音を全く問題にせず、そうかと思えば『大きな愛でもてなして』ではウィスパーボイス。

(でもあの時は少々ドスが抜け切れてなかったみたいでw)

ああ、夜が明ける』では妖しく、『単純すぎなの私』では可愛らしく。

菅谷梨沙子という基本はそのままで自在に魅せてくれました。


℃-uteには愛理さんという歌い手がいます。

ベリキュー双方の主旋律を担ってきた2人。

約3年半前、プロデューサーは彼女達を『VERY BEAUTY』で共(競)演させるという実に興味深い試みをしました。

そして約3年半後、今回のツアーでこの試みを再現したらどうなったか。

それが叶わなかったのが残念です。